大きな台風が過ぎ去り、暑さが戻ってきましたね。
みなさま日常に戻れてるでしょうか。被災された方々、早い復旧をお祈りしております。
さて、真夏のカーライフで注意したいのは熱中症などの事故。炎天下に駐車した車の室内温度は
55度(ダッシュボード表面では75度)をも超えるため夏場の車内はとにかく熱い!((+_+))
今回は、室内温度を下げるための方法をいくつかご紹介します。
エアコンで素早く車内を冷やしたいところですが、駐車していてすでに高温になっている車内に
エアコンを使っても、なかなか温度は下がりません。
そこでやるべきは、まず室内の温度をできるだけ下げること。
温まった空気をまず外に逃がすことでエアコンの冷却効率を高めることが有効です。
複数のドアを開けて風を通したり、もっとお急ぎの場合は、運転席か助手席一方の窓を開けて、
窓を閉めた逆側のドアを5回ほど扇ぐように開け閉めすると、室内の空気が入れ換わりやすいです。
ドアを閉めるときに空気が押し出され、同時に車外の空気が車内に入るので、
効率よく車内の空気温度を下げられるというわけです。
エアコンを作動させた後は、風の向きを自分へ向けたい気持ちをグッとこらえて上へ向けることもポイント。
暑い空気は上に溜まりやすいので、冷気を上に送った方が効果的に室内温度を下げることができるからです。
その際、車内よりも車外の空気の方が温度が低い場合は、エアコンのモードは
「内気循環」ではなく「外気導入」とした方が効率が良くなりますので、こちらもお試しください。(=゚ω゚)ノ
シーン別で言うと、渋滞でのノロノロ運転の際にはエアコンが効きにくくなる現象が起きます。
車のエアコンは、走行時にエンジンルームに入ってくる風を利用して冷えた空気を車内に送り込んでいるのですが、
一定のスピードでの走行ができなくなるとエンジンルームに入る風自体が弱くなります。
そのためエアコンが効きづらくなるのです。
アイドリングストップでのエンジン停止でも送風状態になってしまいますので、
熱中症の危険を感じるくらい炎天下の場合は、アイドリングストップ(エコモード)機能を
解除して運転することも解決策のひとつです。
また、車から発生する熱をシャットアウトするために、エアコンを「内気循環」にすることも効果的です。
車の仕組みをしって対策することで、真夏のカーライフも気持ちよく過ごしたいですね!★☆
どうか、熱中症などお気をつけください!
エアコンが効かないと思ったら、ぜひ相談しに来てください\(^o^)/