毎日の天気予報を見ていると、30℃以上の真夏日が続くようになりましたね。
熱中症などは、もう皆さん十分に気をつけられているかと思いますが、今回は、それは気づかなかった!と、
やってしまってから後悔する車に関する真夏のトラブルを紹介させていただきます。
JAFでは、気温35度の晴れた日に、午前12時から4時間クルマを放置した場合の温度の上昇実験をしたそうです。
その結果、車内温度は最高57度に、さらにダッシュボードの最高温度は79度に達したそう。
また、エアコン停止後わずか10分で室内温度は10度も上昇し、15分経過で熱中症指数は31=危険レベルに達してしまうほど。
たとえわずかな時間でも車内への配慮が必要なのです。
例えば化粧品!気づけば口紅やリップクリームが溶けてドロドロ…という経験をした女性の方はいませんか?
やむを得ずカバンを置いていくのであれば、座席よりもトランクの方がよいでしょう。
密閉されるので温度が高いと思われがちですが、直射日光が当たらないからなのか、
車内温度が70度に達した際も、トランクの温度は10度以上低いという実験結果もあるそうです。
また、スマートフォンの置き忘れにも注意です。例えばiPhoneの場合、適切な環境温度は
0度~35度(Apple公式ページより)のため、JAFの実験後は、「高温注意」の警告画面が表示され
一部機能を除き使用不能になってしまいました。
また、こすると文字が消えるボールペンを愛用している方も注意が必要です。
こういったボールペンは、摩擦による熱で文字が消える仕組みになっているため、
暑さにとても弱く、ダッシュボード付近ではわずか2時間で文字が消えてしまったという実験結果があります。
手帳の置きっぱなしにも十分注意しましょう。
炭酸飲料はもちろん、普通のペットボトルの放置もやめましょう。炭酸ガスや中の空気が膨張し、破裂する危険性があります。
また、透明のペットボトルは虫眼鏡の役割となり、シートの焦げ目や、最悪の場合は火災も招きかねません。
ペットボトル自体から有害物質が出たり、飲みかけのペットボトルからは細菌がガスを発生させるという実験結果もあります。
サングラスやハンドル、シートベルトのバックルでの火傷にも気を付けて下さいね。
少しの油断が思いもよらないトラブルとなる真夏の車内。
モノでもこんなにもダメージを受けるのだからヒトであれば尚更。
少しの時間でも、こまめな水分補給を心がけ、サンシェードや冷却スプレー(車内に置いてはダメです。持ち歩きましょう。)
などの対策をし、安全で気持ちよいカーライフを送ってくださいね!
ウネ・プロでは、エアコン点検、修理、ガシガシ承っております。
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