運転していて「これ、どんな意味だっけ?」と感じる標識に出会ったことはありませんか??
それもそのはず、日本の道路標識は無数にあり、その種類はざっと200もあります。
Uターン禁止や一方通行などとは違い、見る機会の少ない標識は何を注意されているのか
分からないことがありますよね。今回はそんな一部のレア標識をご紹介させていただきます。
指示標識「安全地帯」
記号から示す意味が想像しにくい標識ですよね。この標識の先には、路面電車の停留所や、
道路を横断する歩行者のための島状の安全地帯がある、という指示標識です。
路面電車が走る地域のほか、幅員が広く車線数の多い道路の中央分離帯の端に設置されていますので、
前方にそのような場所がないかを注意しながら走行いただければと思います。
指示標識「軌道敷内通行可」
道路に路面電車のレールが埋め込まれている地域に設置される標識。
一般車両がレール上を走っても安全な区間に設置され、路面電車の通行を妨げにならなければ、
レール上(軌道敷内)を走って良いことになっています。
国内で路面電車のある都市、地域は17しかないため、遭遇率は低めですが、覚えておくと旅行中に役立つかもしれませんね。
規制標識「環状の交差点における右回り通行」
こちらは環状の交差点(ラウンドアバウト)を示すものです。
この交通標識のある先の交差点では、右回り通行をしなければならない、という意味。
間違って左回りにならないようにしっかり確認しておきましょう。
黄色い警戒標識「ロータリーあり」と似ていますが、異なりますのでご注意ください。
警戒標識「その他の危険」
何とも幅広い意味を持つこちらの標識。その名の通り、「その他の警戒標識では表現することのできない警戒事項」を表しています。
警戒標識はそもそも、「路面凸凹あり」「落石のおそれあり」など、バリエーションは非常に豊か。
この標識ではその中では表せない危険、例えば「路肩が弱い(山間部などで路肩に寄りすぎると斜面が崩れる恐れがある)」や、
「道路を塗装したばかり(タイヤにペンキがついてします可能性があり)」といったことを表しています。
結局、何の注意か分からないよ!と思われるかもしれませんが、今は「大雨冠水注意」や「街路樹注意」などの
補助標識と併用しているところも多いようです。
それぞれの注意の意味を理解して、安全に走行したいですね(^O^)/